db4o その23(RDBからのデータ取り込み)

db4oに関して基本機能の一通りの評価が終わったので次の段階に入る。次の段階では今までRDBで運用していたデータをdb4oに取り込み、RDBと同期させる機能を実装すると共に、RDBとの比較を行っていく予定だ。

RDB->db4oへのデータの取り込み
dRSのエントリで言及したが、db4oは既にレプリケーションの実装を持っておりdb4oRDBとの同期も実現できる。ただしそれにはHibernateが必要であり同ソフトウェアの知識が必要になる。(※1
勿論Hibernateを使っても良いのだが、今後Hibernateを使う予定が無いこと、まずはRDB->db4oの片側の同期だけできれば良いのでHibernateを使うまでも無いと考えて、R-Oマッピング(RDB->db4oなので)は独自に実装することにした。

RDBはサーバ側からしかアクセスできないので、実装には既にJDBCの実装があるJavaプラットホームを使うこととする。
RDBからのデータの取り込みはテスト実装と割り切って最初は以下の要件で実装を行うことにする。

    1. 一つのテーブル構造が一つのクラスにマッピングされることとする
    2. テーブルのカラムはオブジェクトのフィールドに直接マッピングされることとする
    3. カラムとフィールドのマッピングにはアノテーションを使うこととする

とにかくシンプルなものにする予定。ソースコードを日記上に書いていく予定は無いが、もし面白いことがあれば採り上げるかも。

※1 .NETのdRSは未だHibernateとのレプリケーションには対応していない。(プランはあるようだ)