非鉄金属恐るべし

15年位使っていたオーディオパワーアンプを廃棄することにした。初めて自分の給料で買った本格的なパワーアンプだったので愛着もあったのだが使わなければ金属の塊でしかない。
そもそも重量が35kgもあるヘビー級のピュアオーディオアンプであり、暫くはそんな重いものを持ち上げたことが無かったのでマンションの4階から下ろすのは大変だったがなんとかかんとか廃棄することができた。しかし、今朝見るとそれがなくなっていたのである。
以前にも粗大ゴミとしてコンポを廃棄した時に無くなっていたことがあったので今回もひょっとしたらと思ったのだが、35kgもある金属の塊だし持っていくのは相当の根性が必要のはずだ。
何故そんなもの持って行くのか?
このパワーアンプ、1988年に発売された国産の製品だが音質対策として底板、底足、内部フレームが純銅でできており、その他の部品にも純銅を惜しげもなく大量に使い、更に天板や側版は6mm厚のアルミ板で出来ている。恐らくはそれが狙いの人なのだろう。

書いていて捨てたことを少し後悔してきた。