土俵の違い

Androidの開発者、アップルよりも心が広い? 優良アプリでも無料提供する流れが顕著に... ギズモード・ジャパン

心が広いってどういう意味だろう。※

Androidのユーザ、開発者は普段からGoogleなどのサービスにどっぷりと浸かっており、このプラットホームで一番大切なのはアプリケーションではなくその背後にあるサービスなのだということをよくよく知っているからだろう。今後は課金するならアプリケーションではなく、サービスってことではないか。

無論アプリケーションは大切な道具だし、良い道具があることでサービスの品質は更に上がる。逆に道具が駄目だと起動すらしたくない気分になる。高い完成度のアプリケーションを敢えて無償で使って貰うのだ。

とどのつまり、背後にクラウドがあることを前提にしているプラットホームではアプリケーションだけで金を稼ぐ時代ではないってことだと思うんだが。

以上は企業での話。ついつい自分の置かれている立場で書いてしまうが、個人や少人数での開発だとやはりアプリケーション一発勝負だし、アイディアと技術で売るということになろう。

私が今個人的に気に入ってるのはこれ↓

ToriSat for Android 発売! - コーヒーサーバは香炉である
ToriSatは従業員2人?という株式会社鳥人間という会社が開発した、拡張現実を利用した人工衛星トレースアプリケーション。

人工衛星がどこを飛んでいるかがいつでも解るなんて、わくわくするじゃないか。



Androidの開発者がアプリケーションの単金に拘らないのは、そもそも24時間以内ならば返金が効くというシステムのため先払い詐欺紛いの悪どいアプリケーションは通用しないからだ、という人もいる。
それはそうだが、だからといってAndroidに悪意のあるアプリケーションが無い訳ではない。むしろ別な意味で(金を目的にしていないという意味)悪意のあるアプリケーションは存在するようだ。