GALAXY Nexus (docomo SC-04D) oem unlock〜clockworkMod recoveryによるバックアップ

GALAXY Nexusはdocomoから発売された為、ロケールもきちんと日本に対応しており日本語フォントもCJKタイプではなく、綺麗な日本語フォントがインストールされている。従って以前のNexusシリーズのようにフォントに不満はなく、rootを取る必要も無い。

とはいうもののNANDイメージ、特にdocomo版のROMは一度はバックアップをとって置きたいので、ClockworkModは一時的にでも導入したい。

では作業開始。行うことは

1. ブートローダーから起動
2. ブートローダーのアンロック
3. ClockworkMod Recoveryからブート
4. バックアップ作成

Nexus SでそうだったようにGALAXY NexusもWindows環境ではデバイスドライバが正しく認識しなかった。
なので、以前に書いたエントリで行った手順でドライバをインストールすることにした。
[Android][Nexus S][Windows] Nexus Sのroot取得 その1 (デバイスドライバ導入〜oem unlockまで)※1

最初fastbootコマンドが無く※2焦ったがダウンロードして導入し、3.まではすんなり完了した。

ブートローダー起動
> adb reboot bootloader


ブートローダー起動画面。ドロイド君のグラフィクスが高解像度になっている。

ブートローダーアンロック
> fastboot oem unlock


ロック状態に戻せるかどうか(Nexus Sは戻せた)はまだ試していない。

ClockworkMod Recoveryの導入
> fastboot boot recovery-clockwork-5.5.0.2-maguro.img

GALAXY Nexusは以前のエントリにあったNexus Sのようにrecoveryパーティションが不揮発ではなく、フラッシュしてしまうと元に戻せなくなってしまうので、今回はfastboot bootコマンドでブートだけすることにした。

なお、ClockworkMod recoveryは以前に紹介した版を使用している(http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=1357642)

バックアップ作成

あとはclockworkMod recoveryを使用してNANDのフルバックアップを取る。
最初何故か"/cache"がマウントできない、"Can't mount backup path"等と言われてバックアップが始まらなかったのだが、一度データをワイプして最初からやり直したところうまくいった。

おまけ


Nexus Sと全く同じ方法でsuとSuperuser.apkをインストール。TitaniumBackupはrootが必要なのだ。


※1 最近、googleで検索すると自分のBlogが引っかかって自分の書いたエントリに助けられることがままある。なんだろうなぁ、この感覚。
※2 Windowsの場合android SDKに包含されていたはずだが、消えたのだろうか?


追記: やはりfatbootは添付されなくなったらしい。r14からだそうでr16以降は戻すそうな。
Issue 21115 - android - Fastboot.exe is not packaged in tools R14 - Android - An Open Handset Alliance Project - Google Project Hosting
入れ忘れるなよなぁ、こんな大事なツール。