Objective-Cを学ぶ
いろいろあってObjective-Cの勉強も少しずつ開始することにした。※1
手っ取り早く環境を手に入れるために7月に出た新型のMacBook Airを購入しようと思ったのだが、また近いうちにモデルチェンジがあるという噂があり買えなくなってしまった。(15インチモデルも出るかもしれない、ということでMacBook Proを購入するのも我慢した方が良いということに..)
Report: MacBook Air refresh in early 2012, 15-inch model coming | 9to5Mac | Apple Intelligence
Macが使えないとなると現状のPC上でObjective-Cを動かさなくてはならない訳で、これに関しては先人達が既に色々な方法を試している。
プラットホームを選択する
Objective-CをPC上で動かす方法はいくつかあると思うが大体以下のどちらかに集約されると思われる。
1. OSx86を導入する
2. GNUstepを導入する
1.は恐らくMacと同様にObjective-Cのアプリケーションの開発が可能になると思われるが、Mac OSは購入するもののMac以外の機器で動作させること自体ライセンス条項に違反する可能性が高いのと、動作するハードウェアがかなり限られているという意味で私にはあまり現実的ではないだろう。(そもそも動作するハードウェアに投資する位ならMac自身を買うだろう)
そうなるともう2.しか残っていない訳だが、GNUstepはObjective-Cのプログラミングはできるもののプラットホームの全ての機能にアクセスすることは難しいだろう。しかし、それで十分だ。
GNUstepを導入する
GNUstep.org
導入するといってもインストーラパッケージがリリースされているので、それをインストールしてバイナリにパスを通すだけで使える。※2
URL : http://www.gnustep.org/experience/Windows.html
必要なパッケージは
・GNUstep MSYS System
・GNUstep Core
・GNUstep Devel
この3つでいいはず。
ただし、使えるといってもWindows上で動かすだけで大抵は茨の道になるので、Mac購入までの繋ぎと割り切って付合うことになるだろう。
※1:Androidを学ぶことを止める訳でもWindows Phone 7を諦めるわけでもない。恐らく今後残るであろう3つのモバイルプラットホームは一通り経験しておきたいのだ。
※2:本当はCygwin上で動作してくれれば良かったのだが、Cygwin上で動作するObjective-Cは機能がかなり限定されてしまうようで諦めた