安易さと習慣
Appleが提唱するObjective-Cのコーディングガイドラインではレシーバの属性などを返す単純なアクセッサや副作用の無い問い合せにはget〜のプレフィクスが不要だとある。
Coding Guidelines for Cocoa: Naming Methods
- (NSSize)cellSize; //正しい - (NSSize)calcCellSize;//誤り - (NSSize)getCellSize; //誤り
コーディングルールはどんな言語系であっても基本的には「郷に入れば郷に従え 」であり、このルールにも従おうと思うのだが、しかしこれが難しい。
JavaやC#等で散々get〜というメソッドを書いてきたお陰で、ついついget〜と書いてしまうのだ。 そしてこれを止めようと思った時に、いかに安易にget〜という名前をメソッドにつけていたかを思い知らされるのだ。