そろそろ潮時?

何時からだろうか、職業プログラマとして生業を全うしたいと思いながら仕事をしていたのだが、今の職場ではもうそれを許してはくれなさそうだ。
許してくれないというよりは正確には「認めて貰えない」と言った方が良いだろうか。

仕事で経験を積む、企業で歳を重ねる、そうすると自分の相対的な原価って奴が上がる。
この原価ってのがやっかいで、自分が企業の中でどれだけをコストを発生させているかを見る物差しとなるのだ。コストは簡単に言えば人件費、つまり給料だ。※

以降、この原価という物差しが自分の仕事全てについて回るようになった。

あなたがプログラムを書くのではコストに合わない。もっとコストに見合った仕事をしないと評価できないと言われるようになる。
頑張って経験を重ねて良い仕事が出来るようになったのに、あんたに仕事させると会社が損をするということなのだ。

この時世だ。別に高い給料をくれとは言わない。普通に暮らせるだけ貰えれば構わないと思う。歳とったって一直線に給料が上がらなくたって良いから好きな仕事をさせて欲しい。

しかしだ。給料は最悪高くならなくても我慢できるが、自分の仕事が評価されない、自分が必要とされていないと感じるのは我慢できない。

ここまで解っているのに踏み切れない。あと10年若ければ簡単だったのだが、今の生活は自分だけの生活ではない。

今年中にはどうするか答えを出そうと思う。