やりがい

コメントでも頂いたが、仕事のやりがいというのは主観的なので非常に難しい。

見合う報酬?、 知的好奇心?、 困難への挑戦?、 達成感?、 社会貢献?、etc.
それらは大切だが、私にとって更に大切なのはそれに加えて周りの人達に認めて貰いたいということだ。

認められたいといっても褒めて貰いたいとか、賞賛して貰いたいとかそういうことではなく、ソフトウェアを作ることを通して他の人達とほんの少し価値観を共有したいのだ。(残念ながら今の組織ではもう期待できない)

ソフトウェアを作ることに携わる職種はなにもプログラマだけではない。一定以上の規模のソフトウェアであれば色々な職種の人が関わっておりそれぞれにやりがいを感じているだろう。 1人のプログラマが出来る作業などたかが知れている。 プログラムを書くことに拘らずにソフトウェア・サービスを世に出すことを目的にしているチームの一員として尽力することで価値観は共有できるだろう。 なのに何故それができない?

自分勝手? 私情?

今までそうしてきたように私はプログラマだし、これからもプログラマを生業としていきたい。※



※捕捉しておくが今時○経コンピュータでもコーディング〜単体テストまでしかやらないような狭い職種をプログラマとは呼ばない。 必要に応じてWebサービスからフロントエンド、ドキュメントまで書けてテスト〜リリースできるような幅広い仕事のできる技術者をプログラマと呼称するのが"今"の一般的だろうと思う。それが一般的なはずなのだが、日本の多くの会社は作業フェーズを管理と上流、下流の3つ程度に分けてしまい、それで社員の原価を算定する。それが間違いの始まりなのだと思うのだ。