ベンダープレフィクス

私はwebkitを扱うのはandroidが始めてだが(Safariも使ったことが無い)、最初に面食らったのがプレフィクスに"-webkit-"等と付加される属性値である。
これは「ベンダープレフィクス」と呼ばれる少し特殊な属性であり、ブラウザベンダーが独自の拡張機能を実装したり、まだ草案の段階の仕様を取り敢えず実装する場合に、 それがベンダー固有の拡張機能であることを明示するために付ける識別子のことだ。※

ベンダープレフィクスで修飾された属性の例
.slide, .slideup, .slidedown {
    -webkit-transition-property: -webkit-transform;
    -webkit-transition-duration: 300ms;
    -webkit-transition-timing-function: ease-in-out;
    position: absolute;
}

ベンダープレフィクスは草案(Working Draft)が勧告候補(Candidate Recommendation)になったときには外すことが推奨されており、Chrome等では既に一部の属性はベンダープレフィクス無しで動作するようになっているが、既に様々なスタイルシートがこのプレフィクスを使用しているため、今度は中々はずすことはできないだろう。

いやー知らないプラットホームの事は知らないことばかりだ。

FireFoxであれば "-moz-"、IEであれば"-ms-" を使用する。