JVM crash when Thread#join() on debug

以前の日記でマルチスレッドアプリケーションで、デバッグ時にJVMが異常終了することについて言及したのだが、この件に関して、ようやく直接の原因が判明した。
問題のデバッグに使用していたアプリケーションは、負荷テストに使用していたこともあり、メモリを大量に消費するものだったのだが、GCの振る舞いを見るために、以下のVMパラメタを指定していたのだが、

 -XX:SurvivorRatio=4 -XX:+UseParallelGC -verbosegc

"-XX:+UseParallelGC"を指定した状態でデバッグを行ない、ブレークポイントを設定すると、JVMのクラッシュが再現することを確認した。
このパラメタは並列のGCを指示するものだが、JVMが複数の物理CPUを検出することで初めて有効になるパラメタである。デバッグに関しては特に制限は無いと思っていたのだが...謎だ。