ハングアップの原因

長きに渡って、私を苦しめ続けたWindowsXPのハングアップの原因がようやく判明した(と思う)。

以前の日記で言及したこともあるが、私の環境のWindowsX/Pは以下の条件で度々ハングアップしてキーボード、マウスも含めて全く応答が無くなることがあった。

  • WinZipなどのアーカイバにより、アーカイブ中のテキストファイルを閲覧しようとした時
  • 負荷が高い時に二つのアプリケーションのフォアグラウンドを切り替えた時
  • FileVisorで、ファイル同期を実行し、同期結果のウインドウが表示される時

特に、一番最後の条件で再現した場合は、ファイルの同期が失敗してしまうので非常に危険なのだが、これが一番確率としては高かったという困った状況。
もう何年もかけて、いろいろと手が空いた時などに原因を調べていたのだが、その度にこれが原因だと思っては、また同じ現象が発生してがっくり、というのを繰り返していたのだが、数日前から、ふとしたことに気がついて外したアプリケーションがあった。そのアプリケーションを外した後は、今のところハングアップは発生していない。まだ100%の確信は無いのだが、もう少し様子を見て、今までと同様のハングアップが発生しなければ、原因確定ということにしようと思う。

問題になっていると思われるのは"WXG4.0"。Windows時代からずっと愛用してきたIME(IM)である。長年に渡り、辞書もかなり鍛えており、何より手になじんでいたので手放せなくて、サポートも切れて、開発も継続されないことが決まった後も使い続けてきた経緯がある。(開発中止の報を聞いた時は残念に思ったものだ) そんな状況なので、当然Windows X/Pでは動作保障等は全くされておらず、それでもたまたまインストールして普通に使えていた(と思っていた)ので、そのままにしていたのだ。

今思えば、IME(IM)という種類のアプリケーションは、フォアグラウンドアプリケーションが切り替わる度に制御に割り込み、キーボードイベントをフックするのだから、上記の事象がすべて、フォアグラウンドのアプリケーションが切り替わる時だということに、気がつくべきだったのかもしれない。