Eclipse 3.2
知らない間に出ていたので、とりあえず自宅のPCにインストールしてみた。
おっ、と思ったのは2.1から3.0、更に3.1と移行する際に互換性の無かったプロジェクトやワークスペースが、3.1から3.2だと、互換性が保たれていた所。まさか、3.1を使っていた環境そのままで動くとは思っていなかったので意外だった。ビルドも「参照されていないハンドラ」一箇所がエラーになっただけで通ったし、なによりユーザライブラリィに互換性があるのが有難い。(Eclipse3.xで一番に重宝しているのが、このユーザライブラリィだったりする。Javaはクラスパスを通すのが面倒だ。クラスパスは一度書いたら二度と書きたくない。)
Eclipseといえばプラグインだが、私自身、特定のプラグインに依存した開発環境になるのが嫌なので、Sysdeo等は殆どインストールしていない。開発とは直接リンクしないが、RDBクライアントとしてQuantumDBだけは非常に重宝しているので、こいつが動けば良い位だ。
プラグインといえば、EclipseはCallistoと呼ばれるパッケージをリリースしたようで、このパッケージには、以下のプラグインが最初から含まれるようだ。
- BIRT - Business Intelligence and Reporting
- C/C++ IDE
- Data Tool Platform
- EMF
- GEF - Graphical Editor Framework
- Graphical Modeling Framework
- Eclipse Project
- Eclipse Tests and Performance Tools Platform
- Eclipse Web Tools Platform
- Visual Editor
EMFやGEFは良いとしても、これだけバンドルしてインストールするとかなり重いのではないか。ちなみにまだ日本語言語パックが無いせいか、それとも根本的な改善なのか、3.2は3.1に比べてビルド、操作共に軽い。これは素晴らしいことだ。