ReSharper 2.0.2

リファクタリングツールであるReSharperだが、知らない間にメンテナンスリリースである2.0.2が出ていた。

ReSharper 2.0.2 bug-fix release available, providing significant improvements.

相変わらずバグFIXが大量にある。ReSharperのユーザはご存知だと思うが、このツールは内部でエラーが発生すると、見慣れた例外のダイアログではなく、バグトラッキングシステム(JIRA)への登録ダイアログが開く。ぶっきらぼうな感じもするが、このような方式でフィードバックに参加するのは悪くない。

また、後継のバージョンとしてReSharper 2.5がEAP(Eary Access Program)として既に提供されているが、こちらも楽しみだ。

ReSharper 2.5 Roadmap
ReSharper Early Access Program > Download

なお、誰かさんのようにReSharper 2.5 EAPをインストールした後に2.0.2をインストールし直すと、ReSharper2.5のメニューが残り、2.0.2のメニューと重複してしまう場合がある。

この場合、ReSharperを外して、Visual Studio 2005のメニューから

ツール -> 設定のインポートとエクスポート -> 全ての設定をリセット

、その後ReSharperが動作するようにアドオンを再設定することで元に戻すことができる。
実はこの復旧方法、ReSharper EAP SupportForumに掲載されていたTipsなのだが、実施するとそれまでカスタマイズしていたVisual Studio 2005の設定が吹っ飛ぶので注意が必要だ。まあ、メニューが重複したまま作業するよりはましだが。
このTips、今まではVisual Studioを再インストールするしか復旧の可能性が無かった、アドオン関係のトラブルにも使えそうだ。