Apple Thunderbolt ギガビットEthernetアダプタ (その2)

さて、Thunderbolt ギガビットEthernetアダプタだが、主にMacBook Pro RetinaのWi-fiとの違いを比較してみよう。

使用機器

MacBook Pro Retina 15inch (Intel Corei7/2.6GHz クアッドコア, Memory 16GB)
Mac OS X Mountain Lion 10.8.2

リンク速度

Macにインストールされているネットワークユーティリティでリンク速度を見てみた。

wi-fi

Thunderbolt

Ethernetは1Gbitでリンクしていることが解る。

速度

実用的な速度を測るため、MacのDisk Speed TestNAS(BUFFALO NAS LS-V2.0TL)上の共有ドライブに対して実行した結果を比較した。

wi-fi

Thunderbolt

ローカルSSD (参考)

wi-fiに対してThunderboltは読込で5.5倍、書き込みでも2.8倍の速度差が出ていることが解るだろう。※

それにしてもThunderboltは相変わらず不安になるほど熱を持つ。 コネクタ部分だけではなく線材の部分にも結構な熱を持つのだが、どうしてこんなに熱いんだろうな。

ちなみに、同NASをWindows環境上のCrystalDiskmarkで速度を計測した結果が以下だ。

NASはWindowsPCからもマザーボード直づけのEthernetアダプタからルーターを介して接続されている。
テスト方法が違うので直接比較は出来ないとはいえ、Thunderboltによる転送速度が速いことが想像できるだろう。

※今回のテストとは直接関係無いがMacBook Pro内蔵ののSSDは速い。 私がWindowsPCのシステムドライブで使用しているSLC方式のSSDの倍近い速度が出ている。