WAV

KENWOOD HD30GA9が到着する前にと思い、せっせとCDをリッピングしてWAVに変換しているのだが、HD30GA9との音質比較の基準が必要だな、と思い、WAVをiPod nanoで聞いてみることにした。さすがはnano、4GBの容量は伊達ではない。非圧縮WAVであってもCD6〜7枚分は格納できしまうのには驚きだ。(nanoの容量だが、来年中には10GBを超える、との噂があるが、本当だろうか)
早速nanoでWAVにした音楽をいろいろと聞いてみた。どれもいつも聞いている楽曲ばかりであり、お気に入りのJazz、Fusion、Classic等なのだが、さすがに素晴らしい音質だ。それまでは、楽曲の殆どをAAC 320Kでのエンコードで変換しており、クォリティ的にもこれで充分だと思ったのだが、それは全く違っていた。細かいことは書いても仕方が無いので書かないが、とにかく情報量が桁違いだ。一度このクオリティで聞いてしまうともう戻れないかもしれない。64Kや128Kの圧縮ではもう二度と聞かないだろう、そんな感じの音がする。
あと、先日nanoの音質を書いた時に「ダンピングの聞いた」云々、等と書いたが、これは大間違いだった。ダンピングが聞いて低音が締まっているのではなく、nanoは全体的に中音、つまりボーカル等の周波数帯がかなり目立つ音質だということだ。だから素人が音質云々言うのは信じられないよね。(笑

元々オーディオが好きな人はポータブルオーディオと馬鹿にせず、できるだけ良い条件で聞くのが正解のようだ。