ClickOnceマニフェスト署名との共有

前エントリで作成したディジタル証明書だが、当然ながら、ClickOnceマニフェストに対する署名目的にも使える。

使い方は非常に簡単で、ClickOnceアプリケーションプロパティを開いて、「署名」タブを選択して、このスクリーンショットのように「ストアから選択」で作成した証明書を選択するだけで良い。これで、IEホスティングによるアセンブリへの署名とClickOnceアセンブリへの署名を共通の証明書で実施することができる。
なお、ここで注意すべきなのは、ClickOnceアプリケーションのほうはあくまで「マニフェスト」に対する署名なのであって、アセンブリへの署名ではないということ。前エントリのようにアセンブリ自体にコード署名を施してしまうとClickOnceの発行時に実行されるビルドで生成されたアセンブリと不整合が発生してしまい、インストールが上手くいかなくなってしまうのである。