コンポーネントとコンテナ

artonさんの日記が興味深い。

我々が本気で注力すべきなのはコンポーネントであってコンテナではない。

そういう世界はなんとなく、消えたように見えるけど、実はそうではない。でも現状はそういう世界が無視されているようだ。でも、それは不自然だ、ということ。
コンテナ L'eclat des jours(2006-04-27)より

かつてのXXX(XXXには過去のコンポーネント技術が入る)のようにコンポーネントは、凝るほどに作り難く、壊し難く、なってしまった。再利用も思ったようには進まない。その反省からのプレーン指向(POJOとかPONOとか)、コンテナ指向(制御の逆転)なのではないかと。しかし、それが不自然に感じるのも確かで、私が現在やっていることなどは

出来るものを頭に浮かべつつ、しかし形のいまいちはっきりしないブロックを、他のブロックにはまるかどうかをうんうん唸って確認している

こんな感覚に陥ることがしばしばある。
理想はブロックの形を気にしないでぼこぼことバケツに入れていくと、最後にはかっくいい消防署なり、ミレニアムファルコンなりが出来ていて、ミレニアムファルコンの砲塔と消防署の監視塔が簡単に交換可能になることなんだけど、中々上手くいかないなぁ。