フールプルーフ

<不正注文>ネットでタンクトップ4000枚 男逮捕

この事件良く解らないところがある。個人向けの通販サイトにも関わらず、タンクトップに4000枚もの発注が実際に可能だったのか、それとも、例えばロードテスト等で使われる技術等を用いて、一度に大量の接続を発生させて発注処理をリクエストしたのか、どちらなのだろう。
仮に前者なのであれば、個人向けの商品に4桁もの入力を可能にしている、又は一度に行う発注の上限をバリデートしていない、システム側のミスになるのではないか。

と思ったら別記事に以下のように説明が掲載されていた。

同社のサイトは、利用者が「買い物かごに入れる」をクリックするだけで即座に商品が補充されるシステムだった。「買いもしない商品を買うふりをした。タンクトップは交際女性が欲しがっていた」と容疑を認めている。事件後、システムは改善されたという。

カートに入れるだけで即座に商品が補充されるシステム!! 凄いな!!って、そんな作りなら在庫は膨れるばかりではないのか? トランザクションという概念は無いのか? それに、正しい在庫をトレースできないぞ。やはりシステム側の問題じゃないか。
逮捕された男が悪いのは当たり前だが、私ならサイトの稚拙な作りもニュースにする。