JetBrains dotTrace Profiler 2.0 Early Access Program
以前の日記で紹介したJetBrains社が開発している.NET Framework用のプロファイラである"dotTrace"だが、かねてから予定されていたversion 2の早期体験プログラムがついに(やっと)開始された。
Welcome to JetBrains dotTrace Profiler 2.0 Early Access Program (EAP) !
早速インストールして、簡単に動かしてみた。ライセンスのExpirationが2006/05/25となっているんで、特に問題がなければ今月中に発売かな。
自分がいつも使っているアプリケーションの起動は無事終了。これは.NET Framework以外に4つのアセンブリをロードする、比較的重いアプリケーションだが、例えばCLRProfiler等だと起動すら出来なかったりするので、この時点で合格。(ちなみにWindowsFormsアプリケーションである。dotTraceはASP.NETのプロファイリングもできるが、試していない)
- パフォーマンスプロファイリングを行って、スナップショットを採取した様子
このスクリーンショットでは解らないが、ソースコードビューが相変わらず他言語対応していない。
- メモリプロファイリングを行って、スナップショットを採取した様子
デフォルトではリファレンスベースのサマリだったが、このスナップショットのように、ネームスペース別のサマリの方が傾向が判りやすい。
相変わらず全体の動作が非常に軽く、一度使うと他の重厚長大系のプロファイラは二度と使えなくなること間違いなし。ちなみに、パフォーマンスプロファイリングとメモリプロファイリングは別セッションでしか実施できない。(スナップショットは同一のビューで切り替えて見ることができる)
機能が追加されても全体的な軽さを失っていないのは、目的毎に機能を分離している所が大きいのは間違い無いだろう。
結論。絶対に買い。恐らくだが、価格もDevPartnerのアップデートライセンスより遥かに安価ではないだろうか。