プラネットアース

プラネットアース/NHKスペシャル

5/7にNHKで放映された同名の番組のハイビジョン特集を見た。最近のTVで本当に凄いと感じる映像など、まずお目にかかることなど無かったのだが、正直この番組には驚いた。なにに驚いたかって、高空から衛星、又は飛行機、その両方で撮ったと思われる地球の自然を収めた、今まで見たことの無いクォリティの映像にだ。本当に凄い。
その映像は、一般のVTRのそれと比べて、解像度が明らかに桁違いであり、かなりの高度と思われるところから撮影されているにも関わらず、動物の細かいディテールが明確に判別できるのである。なんというか、最初みた時はあまりに鮮明だったので、ピクサー(PIXAR)のCG映像かと思ったくらいだ。
番組の後半に、アフリカのボツワナにあるオカバンゴというデルタ地帯が水に満たされて、そこをたくさんのアフリカ象が歩いていくシーンがあるのだが、かなりの引きで撮っているにも関わらず、その細かさと迫力が両立している映像には圧倒されてしまった。CGでも似たような構図の映像はあるが、本物と違い、最初は凄いなと思ってもすぐに見飽きてしまう。本物は穴が開くほど見ても同じパターン等なく、どれだけ見ても飽きないのだ。
エンドロールで、映像提供にJAXANASAがあったのだがなるほど納得だ。