Windows XP/2003のTCP同時接続数制限?

Windows XP/2003のTCP同時接続数制限とその回避

各所で話題になっている記事だが、私もこんな制限が課せられているとは記事を見るまで知らなかった。
クライアントO/Sである、Windows XPに対してこのような制限が課せられるのはさほど驚かないが、Windows 2003 Serverにまで接続数の制限があるのか? と驚いたのだが、

Windows XP Service Pack 2 でこの機能に追加された新機能/不完全な送信 TCP 接続の同時試行数の制限

どうもこれを指しているようで、つまり

外向きのコネクションでSYNを投げて、コネクションがまだ確立されていない

状態を同時に10以上作らない、という制限のようだ。リンクにもあるが、過大なSYNスキャンや、SYNフラッド防止が狙いだろう。
であれば、記事の標題にある"同時接続数"という表現では誤っているのではないかと思う。