Eclipse3.2のナビゲーションをインテリマウスのサムボタンに割り当てる

久しぶりにJavaに戻り、Eclipseで作業を行っているが、Visual Studio 2005ではすっかり癖になった、インテリマウスのサムボタンでのナビゲーション(戻る、進む)が、Eclipse3.2では使えないのにいらいらしたので、割り当ててみた。((alt+←)と(alt+→)というショートカットがあるのは知っている。)
インテリマウス(IntelliMouse Explorer 4.0)を使っていない人には解らないだろうが、このマウスは一般的なボタンのバインドをカスタマイズする他に、特定のプログラムだけで有効なバインドを作ることができるのだ。やってみれば判るのだが、eclipse.exeに割り当てても駄目だ。実際にはeclipse.exeから起動されるjavaw.exe(JREをインストールしているのであればc:\Program Files\java\j2re1.xx\bin\javaw.exe)に対して割り当てることが必要。

実際割り当ててみたが、これで至極快適になった。仮想マシンに対してボタンバインドを指定しているので、JRE経由で動作する全てのJavaアプリケーションが影響を受けるが、私のPCではJavaで作られたGUIアプリケーションなんて、Eclipse位しか存在しないのでこれで良いのだ。
JavaGUIアプリケーションの一番の問題がここだといつも思う。個々のJVMがプロセスとして見えるのではなく、せめてアプリケーションプロセスの中に内包させることが出来るといいんだけどな(ネィティブコンパイルする商用ツールでバイナリを作れば良いという案もあるのだろうが、あの手のツールを使ったことがある開発者であれば、それがどれだけ開発の生産性と柔軟性を下げるかは、判ってくれるだろうと思う)。
あと、Windowsに慣れ親しんだたユーザの大部分は、全てのアプリケーションが"javaw.exe"なのが許せないようだ。

それにしても、Eclipse 3.2のデバッグセッションの軽い事ったらない。エディットコンティニュを止め、MDAを無効にして、アンマネジコードデバッグを無効にしたVisual Studio 2005のデバッグセッションより全然軽いのだ。信じられん。