地獄に仏(.NET Framework 2.0 cleanup tool)

昨日はVisual Studio 2005のCTPxxのインストール以来、久しぶりにはまりまくった.NET環境のインストール/アンインストール作業だった。
結局、環境のアンインストールまでは完了したが、残ったレジストリやファイルが原因で環境の整合性は壊れてしまい、Visual Studioどころか.NET Framework 2.0のランタイムのインストールすらできない状況だった。実は先ほどまではもう途方に暮れて、O/Sの再インストールまで覚悟していたのである。

そんな中、著名な".NET Blogger"であるAaron Stebner氏が.NET Frameworkの環境をクリーンアップするツールを自らのBlogにアップしてくれているのに気が付いた。

Automated cleanup tool to remove the .NET Framework 2.0 - Aaron Stebner's WebLog
(ツールの用途が用途だけに直リンクはしない。各自、目的を理解した上で使わせて頂こう)

このツールをセットアップ、起動すると以下のようなダイアログが表示される。

このようにコンボボックスから、特定の.NETバージョン(1.0, 1.1, 2.0)又は全て(ALL)を選ぶことで指定した.NET Frameworkの環境をその場でクリーンアップしてくれる。
このツールがやっていることは、同様に氏のBlogで解説されているHow to manually cleanup a failed .NET Framework 2.0 installと同様に、不要なファイルとレジストリを綺麗に消していくのだと推測される(ログも採取されるので、ツールが何をしたかも確認できる)

ツールのお陰で、我がPCの.NET Framework 2.0の環境はまっさらとなり、.NETランタイムを含むVisual Studio 2005のインストールも無事完了した。Aaron Stebner氏に感謝したい。

それにしても、このツールは標準でSDKに添付されていたりしないのだろうか。MSI+.NET環境は一度整合性が失われると後戻りが出来ない程に壊れてしまい、そのままではまっさらに戻すこともままならなくなるので、それだけの価値はあると思うのだ。(システムの復元を使えばよいのだが、それとてHDDの空きが無いと意味が無い)

まあ、おとなしくHDDを大容量にものに換装してデータを引越しするのが一番なのだが。

追記:
HDD不足の警告が2回出るも、インターネット一時ファイルを消したりなどしつつ、ついにSP1のインストールが完了した。長かった。

もうこんな思いをするのは懲り懲りなので、年末又は年明け早々に仕事PCはHDD換装&データ引越しをスケジュールに入れておくことにしよう。

追記:
.NET環境は復旧したが、ばたばたしている中でOffice 2007の環境も壊れてしまったらしい。(.NET 3.0環境をアンインストールしているので、これが原因かも)