NOD32 v2.7

何度となくNIS(Norton Internet Security)の怠慢ぶりを書いてきたが

あと5日
Norton Internet Security 2007とVistaの微妙な関係 その2

いよいよβ版の使用期限まであと一日とせまったので、NOD32の最新版モニタキャンペーン版をWindows Vista PCにインストールしてみた。

NOD32アンチウイルス V2.7 モニター

軽い。素晴らしく軽い。NIS2007はアンチウィルス、パーソナルファイアウォール、アンチスパムを組合わせた一種の統合セキュリティアプリケーションなので、アンチウィルスだけの機能しか持たないNOD32との直接の比較はできないのだが、とにかく軽いのだ。まるでPCをワンランクグレードアップしたの如くとでも言えば良いだろうか。
それもそのはず、NIS2007は悪名高かったNIS2006に比べて減ったとはいえ、常駐アプリケーションが

AluSchedulerSvc.exe
ccApp.exe
AppSvc32.exe
ccSvcHst.exe

と4つ、サービスは

Automatic LiveUpdate Scheduler
Symantec Event Manager
Symantec Settings Manager
Symantec IS Password Validation
LiveUpdate
Symantec Core LC
Symantec AppCore Service

と7つもあるのに比べて、NOD32

nod32krn.exe
nod32kui.exe

の二つだけでありサービスは無し。いくらNIS2007がNIS2006から比べて軽くなったと言えどもこの差は間違いなくある訳だ。(無かったらおかしい)

なお、NOD32はファイアウォール機能が無いので、ZoneAlarm等のファイアウォールと組合わせて使うのがパワーユーザの使い方だが、Windows Vistaの場合、DefenderとFirewallというセキュリティ機能が元々備わっているので、まずはこれらと組合わせて運用してみようと思っている。