酋長さんvsVISTA その4
Apache Geronimoは案の定また動作しなくなった訳だが、今度は原因がはっきりしているので気にはならない。
現在自宅でテストしているのだが、凄く遅い状態で動いているためにまるで動作していないように見えることが判った。Welcomeページ(ホスト名:8080)を開くのに数分掛かっている状態だ。それでも止まらずに動いているし、netstatコマンドで見ると"ESTABLISED"なので、エンドツウエンドの接続はできていると思われる。
まだ判らないが、Windows XPと違う部分を考えてみると、怪しいのはネットワークスタック、特にIPv6周りのような気がしてきた。
追記:
NIS2007が落としているログにヒントがありそうだ。
Connection: xxxx::xxxx:xxxx:xxxx:xxxx: 50782 to xxxx::xxxx:xxxx:xxxx:xxxx: http-proxy(8080), 0 bytes sent, 299 bytes received, 14.856 elapsed time.
xxxx::xxxx:xxxx:xxxx:xxxxはIPv6のアドレス。Geronimoの使うポート8080がプロキシ扱いになっており、全く送信を行えていない。
追記:
localhost:8080だとOKだった。どうやらPC名のアドレス解決に失敗しているぽい。
ここでそれぞれにpingを打って見た。
>ping localhost xxxx.xxx.xxxx.co.jp [::1]に ping を送信しています ::1 から 32 バイトのデータ:
- 1 からの応答: 時間 <1ms
- 1 からの応答: 時間 <1ms
- 1 からの応答: 時間 <1ms
- 1 からの応答: 時間 <1ms
- 1 の ping 統計:
localhostはローカルアドレスへ変換されているのに対し、PC名(ネットワークID)の場合は不明なIPv6のアドレス(伏字にしてあるが)に変換されており、そのアドレスだとどんなポートでもまともに通信ができないようだ。