ZELDA

ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス

非常によく出来ているこのゲームだが、実は私はこのシリーズを見るのは初めてだったりする。それなのに何故か見覚えがあるのだ。

PCのゲーム、それも海外のベンダーが開発したゲーム(MS-DOS用や, Windows用)がとても好きで、英語に難儀しながらも楽しく遊んでいた時期がある。普通の店に売っておらず、通販や海外通販じゃないと手に入らないってのも興味をそそったし、当時のVGASVGAという粗い解像度なのに雰囲気があった。あと、今のようなDVDを入れるための薄いへなへなのパッケージではなく、あのくそデカい紙箱も好きだった。(あの箱の匂いは今でも思い出す)

過去に面白いタイトルは山のようにあったが、その中でもHalf-LifeやUnreal等の First Person ShooterとAdventureを突き混ぜたタイトルを遊んだ目で今回のゼルダを見ると、その世界は違うものの、雰囲気も含めて非常によく似ている点があると感じる。
主人公のリンクは顔もバタ臭いし(笑)、彼がゲーム中で使う「クローショット」と呼ばれる、高い所や登るのが不可能な所にぶら下るツールはHalf-Lifeでほぼ同じアイテムがあるし、「ホークアイ」と呼ぶズーム用のスコープは、やはりこれらのゲームの中で登場してきたライフルやボウガン等のズームモードに酷似している。どちらが真似したとか、影響を受けたという事はどうでも良いのだが、面白いなと。

仮想の世界で謎を解きながら敵と戦って道を進んでいく、というタイプのゲームは今となっては別に珍しいジャンルではないが、発祥は何なんだろう。