配置と動作は別

いろいろと試しているが、Apache Geronimoはどうやら私には使えない代物になりつつある。

相変わらずデプロイが上手く行かないのは、デプロイしたアプリケーションを起動する際に必要な他のクラス(アーカイブ含む)で見つからないものがあるかららしいということは解ったのだが、これは理不尽な作りに思える。(それを知らしめるための例外やスタックトレース、ログも無いし)

単なるバグか、一過性の問題かもしれないことを承知で書くが、どうもApache GeronimoというAPPServerは、Webアプリケーションを"配置"することと、それを"動作"させることを別な作業と考えていないように見える。
開発チームと運用チームが分かれているかもしれないだろうし、通常はデプロイだけは完了させてその後アプリケーションを起動させる時に出るエラーなり例外なりを見ながら、足りない部分を設定していくのが普通であり、全てのリソースを用意しないとデプロイできない、というのは使い難くて仕方が無い。(完全な配置計画が出来るのはプリプロダクションか、プロダクションリプレース時位なものだ)

Deployment Descriptorの語彙に誤りが無く、リソースの記述に問題が無く、スタートアップにサーブレットやリスナが登録されているので無ければ、デプロイはとっとと完了させるべきだ。私が過去に触ってきたサーブレットコンテナ(Tomcat, JRun, OC4J, WebLogic)では少なくともそうだったし、そのほうが使いやすい。

あと、どうもこのGeronimoというアプリケーションサーバは、ある種のしがらみが枷になっているように思えて仕方が無い。私はしがらみの無いTomcatに移ることにする。