Xp vs Vista(IE7編)

Windows Vista Ultimateを自宅のPCにインストールして暫く経つ。
その間、仕事ではWindows XP、自宅ではWindows Vistaと毎日使い分ける日々が続いているが、仕事場のPCと自宅のPCはビデオカード以外の性能は非常に似通っているため、両者のO/Sとしての差異やソフトウェアの出来の違いを非常に実感しやすい。

IE7に関しては当初Windows Vistaにインストールされているものほうが出来が良いと聞いていたが、毎日使っている身として言わせて貰えば、現状ではWindows XPの方が間違いなく出来が良い。(=安定している)
タブブラウザにも随分と慣れて、複数のブラウザのインスタンスを起動する代わりに一つのブラウザに複数のタブを開いて使っているのだが、Windows XPIE7はメモリの空きさえあれば10以上のタブを開いても全然お構いなしだ。
Windows Vistaに到ってはどういう拍子でそうなるかは不明だが、複数のタブを開いているとその内新しいタブが開けなくなったり、新たにタブを開くとメニュー等が無い出来損ないのウインドウが生成されたりと挙動が怪しくなり、ついには操作不能なタブが生成されたりしだす。そうなってしまうともう駄目で、最初の状態に戻すにはO/Sの再起動しか手段が無くなる、というWindows9xの頃のような惨状になってしまうのである。
Windows Vistaではウインドウ描画方法が変わったということで、ディスプレイドライバが悪さをしている可能性も否定できないが、それも含めて不安定なのは間違いがない。

多数のアップデートが配布されるであろう、来週以降が楽しみだ。