物の価値と価格

前にも書いたが、運動不足を少しでも解消しようと朝の通勤では一駅前で電車を降りて歩くことにしている。そうなると毎日約30分余計に歩く事になる訳だが、それで解ったのは靴の良し悪しだ。
話を単純にするために、仮に同じメーカの1万円のスニーカと2万円のスニーカがあったとする。この二つは見た目には殆ど変わらないし、両方とも上質な皮革を使っているように見える。持った感じとして2万円のスニーカの方が少し重い位だ。しかし、毎日交互に履いて30分歩くことを続けると、この二つのスニーカの差は明白になるのだ。当然2万円の方が段違いに良い。しっかりと作られているので足が靴の中で遊ばない。ヒールカップがぐらつくことも無い。ソールも見た目以上に厚く作られており長く歩いた時の足の疲労が全く違う。
何が言いたいかというと、見た目だけで価値は解らないし極端に価格が張るものはやはりそれなりの理由があるということ。
別に贅沢せよとは言わないが、かけるべき所には惜しまずに金を掛けるべきだということだ。