WPFの正しい用途

一目で分からない WPF - NyaRuRuの日記

EclipseWPF版があるのは知っていたのだが、WPFはスルーしていたのでスクリーンショットを見るのは、実は初めてだ。
WPFを紹介するデモはたくさんあるが、グラフィクスがリッチであることを強調しているものが殆どであり、ごく普通のユーザインタフェースを持つアプリケーション(ビジネスアプリケーション)を開発することを念頭にしている者としては、正直ユーザインタフェース自身が魅力的に映るものが皆無だったのだが、Eclipse(というよりはSWT)は純粋に良いGUIを構成する用途としてWPFを採用しており、決してコケオドシではないようだ。(Visual Studioもそうだが、最近のEclipseは重くなりすぎだ。GDIベースのGUIの限界を感じたのかもしれない)
NyaRuRuさんも書いているようにEclipseは非常に良いWPFの実例となるのではないだろうか。

WindowsというO/S上でビジネスアプリケーションのクライアントを構成している割合は恐らく8割を超えていると思うが、WPFのデモを見ているとそのことをMicrosoftは忘れてしまったのではないかと思うことがある。良い実例がJavaアプリ、それもオープンソースから出てくるのが皮肉ではあるが良いことだなと思った。(オープンソースデベロッパが選択したのは良い兆候だ)

Visual StudioWPFで作るってのはどうだろう。悪い考えでは無いと思うのだが。