serverside Office

Office のサーバーサイド オートメーションについて

結局、サーバサイドでOfficeドキュメントをダイナミックに生成する用途としてオートメーションは使うなってことだよな。(サードパーティの商用コンポーネントを使えって書いているようにも見える)
MicrosoftってPDFのようにドキュメントをサービングするってことをまじめに考えていないのだろうか。Office 2007であればドキュメントはXMLで出力できるんだが、他のOfficeでは使えないし。この辺、凄くちぐはぐに感じるんだが。
そうじゃないな。元々クライアントPCで使うことを前提とした(ライセンス形態も含めて)アプリケーションなのだし、そもそも考えていなくて当たり前というスタンスなんだ。
BackOfficeという名前は消えてしまったが、Officeドキュメントのサービングをするためのプラットホーム"serverside Office"があれば、そこそこ売れるんじゃないかな。

それにしてもApache POIに後光が差して見える。


これってひょっとして"Visual Studio 2005 Tools for Office"のマネジドなコンポーネントを使えば解決なのかな。
だとすれば恥かしいこと書いてしまった。調べてみなくては。

追記:

そもそもVSTOって、OfficeをアプリケーションのフロントエンドとしてVisual Studioからプログラミングするもの"でしかない"と思っていたのだが、それだけではないようだ。

サーバーサイド プログラミング/Visual Studio 2005 Tools for Office の新機能

タイトルだけ見るとまさにどんぴしゃで目的のこと(オートメーションサーバに依らないOfficeドキュメントのサービング)が解決できるのかと思ったのだが、そう上手くできてはないようだ。

ドキュメントのデータ アイランドをサーバー側のコードから操作できます。ユーザーが関連する Office ドキュメントを開くと、ビューはデータ連結を使用してデータ アイランドと同期され、最新のデータがユーザーに表示されます。

書いてあることが良く解らないのだが、つまりはVSTOを使ってデータアイランドを仕込んだExcelやWordのテンプレートを用意して、アプリケーションからはVSTO経由でテンプレートにアクセスし、データを書き換えることで動的なOfficeドキュメントを提供できる?

サンプルがあった。こちらを見るほうが早そうだ。
Visual Studio 2005 Tools for Office におけるサーバー機能の概要

VSTOがらみのドキュメントは本当解り難いな。私の読解能力が無いだけか。