UACを止めようか

元々WindowsXPまでが大らか過ぎたという感もありWindows VistaUACには肯定的だったのだが、自宅のPCでは表題の通りUACを暫く止めようかと考えることがある。

理由は簡単で、現在はUACにきちんと準拠しているソフトウェアがあまりに少ないから。

以前のエントリではデバイスドライバの中にはUACに準拠するどころか勝手に止めようとするものまであることに驚いた。(※1) 直近ではInternet Security 2008をインストールしたところ、一部のアプリケーションは管理者権限じゃないと動作しなくなってしまった。(Internet Security 2008に関してはそれ自身はUACに上手く対応しているのだが、その代わり他のアプリケーションに影響を与えてしまうのは皮肉だ)

利便性を犠牲にして安全性を高めることは、残念だが現在のPCを廻る状況を考えると必要だ。しかし、だからといって管理者権限が必要なTVチューナ/キャプチャやファィラなんて使いたくないのだ。

といいつつもそんな適当な作りをするソフトウェアに自分を合わせるのも嫌なのが本音。Microsoftの宣教が足りないのか、ベンダーのやる気が無いのか、いい加減この状況をなんとかして欲しいものだ。


※1 2007/08/01に最新版(ver 1.30)がアップされているが、相変わらずインストーラはUACをオフにする。