景気後退以前

景気後退の局面はユーザ主体でSIがかわる - ひがやすを blog

確かにユーザの内製指向は強まると思うしそうなればいいなと思うけど、それは元々内製指向のあるごく一部のユーザだけじゃないかな。一度捨てた物を取り戻すのはそう簡単じゃない。

大部分の、元々SIerやベンダーに頼っている(過去に内製を諦めてしまった)ユーザはどうなるかといえば、今は我慢の時期ということで、コスト対策を今まで以上に推進するのではないか。

 1.優先度の低い案件の廃止又は無期限の延期
 2.費用対効果の低い業者(主に高額なコンサル)の契約解除
 3.保守(バックログ開発)の予算を削る(人数を減らす、単価を下げる)
 4.一定規模以上の下流工程のオフショア必須(オフショア前提の見積)
 5.スクラッチを止めてERP、パッケージの採用を検討

厳しいけれど、かといって悲観的になっている訳でもない。既に始まっていることだしな。