RAMDiskとスループット

Gavotte RAMDiskだが早速メモリ6GBのうち、3GBを割り当ててみた。

RAMDisk自体はデフォルトではRドライブにFAT32でアロケーションされる。FAT32ってのが気になるがどうせ再起動時に消えてしまうのだし拘らないことにした。(無論NTFSでフォーマットして使うこともできる)
また、ReadyBoostのタブが見えているのが解る。(試していないが実際に割当てることもできるらしい)

なお、昨日紹介したリンクにも掲載されていたが、RAMDiskに割り当てたメモリはO/Sからはハードディスクとして見えるので、こんなことも可能だ。

さすがにこれにはIntel SSDも適わない。一気に4GB/sec超のデータ転送能力を持つ仮想ディスク装置が手に入った訳だ。
なお、この場合は速度はファイルI/OといってもDMA転送ではなく、CPUとメモリの帯域勝負となる訳で、RAMDiskの性能はシステムのスループットに依存することが解る。(タスクマネジャで見ると、SSDの場合テスト中のCPU負荷は0〜1%に過ぎないが、RAMDiskはCPU負荷が10%程度に上がるのが解る)

取り敢えず、ページングファイルと一時フォルダ(TEMP、ブラウザキャッシュ)を割り当てて運用してみることにするが、これなら32bit環境も悪くない。

Core i7環境はシーケンシャルよりも512Kランダムの方が速いってのが面白い。キャッシュのヒット率が良い案配なんだろうか。