Ruby-1.8.7_p160 openssl編 その4

前回すったもんだしたopensslだが、気を取り直して本家から最新のソースコードをダウンロードしてビルドするとあっさりと何もなかったように終わった。

openssl-0.9.8k.tar.gz/ openssl Source, Tarballs

ビルドが成功した理由はちゃんとあった。以下のようにConfigure時におまじないを一つ追加することである。

$ perl Configure VC-WIN32 --prefix=e:/openssl -D_WIN32_WINNT=0x0600 -DWIN32_LEAN_AND_MEAN

WIN32_LEAN_AND_MEANオプションは通常は不要な関数ヘッダを取り除くために使用するが、opensslの場合この指定が無いとコンパイルエラーが発生し、以前のエントリのようにソースコードを修正するはめになる。
なお、拡張ライブラリィのビルドでextconf.rbにより生成するMakefileにも同様にWIN32_LEAN_AND_MEANの指定が必要だ。(指定が無いと、やはりコンパイル時にエラーが発生する)