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本日のWeb2.0 SummitでGoogle CEOのエリック・シュミットが話すということで、Gingerbread(Android 2.3)の正式発表とアップデートの配信、SDKの配布が実施されるだろうというのが大方の予想だったのだが、実際には発表だけであり、Gingerbread自体は今後数週の間にリリースされるとのことだ。

Gingerbreadよりもニュースになったのは彼が持ってきたAndroid携帯。
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よくよく見るとそれはT-Mobileのロゴが入っている最新のものに見える。詳細は不明だが、これがAndroidの次の"リファレンスフォン"である"Nexus S"だろうとのことだ。

あと大きな話題となったのはGingerbreadがNFC(Near-Field-Communication)に対応すると述べたことだ。NFCについては直訳すると近接通信となるが、いわゆる日本で言うところのFelicaのような非接触型デバイスとの無線通信を指しているらしい。

まだ詳細は不明だが、今までもNFCの実装はiPhoneAndroid共に存在していたもののそれは特定のハードウェア/デバイスに閉じたものであり一般的には使うことが出来なかった。これがAPIとして標準化されることは業界に対して非常に大きな影響を及ぼすと思われる。

Googleの シュミットCEO、Nexus Sを披露。NFC対応&Android 2.3 - Engadet Japanese
Android GingerbreadはNFCをサポート, iPhone 5に先手を打つ気か - TechCrunch Japan