Felicaのデータを読む (その2)
昨日からいろいろ調べて分かったこと。
ならばFelicaは読めないのか? 否。既にデータブロックの取り出しに成功している方々がいるので明らかだが、より抽象度の低いAPI(場合によってはJNI)や非公開のAPIを使うことで読みだすことができるのだろう。
従って、以降はFelicaのプロトコル、データフォーマットを理解することに時間を割くことにする。
※1:これが一番誤解しやすい所ではないだろうか。NFC機能を実装しているからといって日本の携帯電話のようにFerica等の非接触型ICチップを内蔵している訳ではないので、自身がNFCの搬送波に反応して発振する訳ではない、つまりいわゆる「お財布携帯」にはなれないということだ。(ただし、それをエミュレートしたインテントを飛ばすことができるため、インテント同士で通信ができる相手(Android端末)であれば反応できるようになることが考えられる)
※2:ということはNFCをベースにしているMifare、Ferica等すべてのデータを読み出せるはずだ
※3:NDEFとは(NFC Data Exchange Format)のアクロニム。NFCを使ってデータをやりとりする汎用のフォーマット。つまりはNDEFに準拠していない電文に関しては公開されているAPIだけでは扱えないということだ