Motorola XOOM

Honeycomb自体に懐疑的なこともあり※1暫く様子をみようと思ったが、購入してみようと思っている。

購入理由 (言い訳)
    • GoogleGDC 2011で配ったらしい※2
    • 国内キャリア(au)が廉価なWi-fi版を販売する※3
    • エミュレータが重くて使い物にならない(実機がないと開発できない)

特に3番目が問題で、試したことのある開発者なら判ると思うが現状のSDKでははっきりいって使い物になるレベルに無いと思う。デフォルトのAVDではWXGAで立ち上がるのだが、起動だけで数分かかりその後も何かする度に暫く反応が無くなる。デバッグ無しでこれなのだからおおよそデバッグで使えるものではない。※4

私のPCはこの日記でも紹介してきた通り、Intel Corei7 965EE 3.2ghz + MEM6GB という構成だがそれでこの体たらくなのだから実際このエミュレータをまともに動かせるPCはあるのだろうかと呆れてしまう。


※1 Honeycombに懐疑的なのは、最初Android 3.0系はタブレット専用のバージョンとしていたGoogleが、すぐではないものの。どこかの次点でAndroid 2.x系とマージするようなことを仄めかしているからだ。ただ、統合されていくにしろ3.0系に寄るはずだろうから3.0系に慣れておくことは損にならないはずだ。

※2 会場ではお土産としてNexus SかXOOMを配っていたそうだが、Googleが配ったということは「お墨付き」ということを意味する。4Gamer.net ― [GDC 2011]解像度もサイズも性能も異なるAndroid端末でアプリの互換性を保つ「7つのルール」(Android対応ゲーム/アプリ)

※3 このサイズのタブレットで3Gは不要。あと、docomoが発売するであろうLG製Honeycombタブレット「Optimus Pad」はXOOMに比べて1〜2万高価だという話だ。

※4 同じスペックならばWindowsよりもUbuntuのほうが数段軽い。Android 3.0エミュレータでもこの傾向は変わらずWindowsでは殆どなにもできないのに対して、UbuntuだとWebブラウジングをする位のことはできる。