FragmentをAndroid2.3.4で使用する

FragmentはAndroid SDK 3.0からサポートされた機能だが、パックポートとしてAndroid1.6以降のSDK(1.6〜2.3.4)で使用することができる。

以下、Android 2.3.4でFragmentを使う場合の手順メモ

Android互換性パッケージをインストールする

既存のAndroid 2.3.4用のandroid.jarにFragmentのサポートは含まれていないため、使用するためには「互換性パッケージ」と呼ばれるサポートライブラリィが必要になる。

このパッケージの導入はAndroid SDK and AVD Managerから簡単に行える。

プロジェクトに互換性パッケージのjarファイルを組み込む

ダウンロードした互換性パッケージは%android_sdk%/extras/android/compatibilityに保存される

ので、その配下にある android-support-v4.jarをプロジェクトのandroid.jarの前に追加する。

アプリケーションからFragmentを使う

Fragmentを使うには"android.support.v4"パッケージを使用する。また、ActivityはFragmentを組み込むコンテナとして使用するが、それには本来のActivityクラスではなくandroid.support.v4.app.FragmentActivityクラスを使用する必要がある。

追記: FragmentManagerを取得するメソッドだが、Android 3.xは Activity#getFragmentManager()を使うが、FragmentActivityの場合FragmentActivity#getSupportFragmentManager()メソッドで代替する。