Mango(build 7.10.7712.60)で日本語ロケールをインストールする(HTC HD7)

MangoはWindows Phone 7として初めて日本語をサポートするバージョンとなったが、実際にインストールする端末が海外製品のため、日本語ロケールはインストールされなかった (表示言語の候補にに"Japanese"が含まれていない)

まあ、これは仕方が無いのだろうなぁと思っていたのだが、なんと日本語ロケールをインストールする方法があると言う。

Mango ベータ版に日本語の表示言語を追加する方法 - ななふぉ

なるほど、インストール前のイメージでレジストリの当該値を登録しておくことで、日本語ロケールがあると認識させておくことで、日本語ロケールのイメージを使ってアップデートできるらしい。

キー: HKEY_LOCAL_MACHINE\MUI\Available
名前: 0411
値: Japanese

早速やってみようと思ったが、私が使っているHTC HD7は上記サイトで紹介されていいたツール(WP7 Root Tools)はサポートされていないようだったので、他のレジストリエディタを探すことにした。

Registry Editor for Windows Phone 7 Beta Testing

良いアプリケーションが見つかったと思ったのでテストしようとインストールしてみたのだが(開発用の端末アンロックが必要)、このアプリケーションはMango上では動作しないらしい(Application Deployment toolでのデプロイ自体エラーになる)

となればMangoアップデート前の旧バージョン(NoDo : build 7.0.7392.0)に戻してからレジストリエディタで日本語ロケール番号追加して、再度Mangoアップデートを実行するしか無いだろう。

FirmwareとOSを更新するUpdateWPはその実行前にWindows PhoneのバックアップイメージをPC側に作成しており※、バックアップされた状態に復旧するのはZuneから簡単に実行できる。

なので実際に旧バージョンの状態を復旧し、 build 7.0.7392.0になっているのを確認した後にRegistry Editorをデプロイし、レジストリを書き換えて再度Mango(build 7.10.7712.60)にアップデートしてみた。

ここでトラブル。

MangoB2-DevRetailUpdate.exeによるバックアップ作成とアップデートは問題無し。その後Zuneを使ったbuild 7.0.7392.0 -> build 7.0.7403.0へのアップデートは成功したのだがbuild 7.0.7403.0 -> build 7.0.7712.0が失敗する。

どうも余計にレジストリを弄った(不要と思われるロケールを削った)のがいけなかったらしい。何度か失敗した後、日本語ロケールを追加するだけにしてアップデートした所、ようやく成功した。

日本語入りMango その1