Android SDK R18+Intel HAXM

Android SDK R17以降でサポートされたIntelのATOMイメージをIntel HAXM(Intel® Hardware Accelerated Execution Manager)と共に動かすと、あの酷く重いAndroid Emulatorが実機並にスムースに動作する、ということは聞いていたのだが、暫くiOS開発をしていてAndroidを放置していたのでふと思いついて試してみた。

試すといっても手順は簡単で、Intel HAXM※1をインストールした状態で、Atomイメージのエミュレータを作成、起動するだけである。

起動してみたが、確かにぬるぬると動く。下手な日本のガラスマ実機(敢えて型番は秘す)より間違い無くスムースだ。※2

これで動作的には漸くWindows PhoneやiOSのシミュレータに追いついた感がある。

今の所、Gingerbread(Android2.3)のみだそうだが勿体ない。Honeycomb(Android 3.0)以降、Android Emulatorはデバッグには使えない程重くなってしまったので、それ以降のバージョンでこそサポートされて欲しいものだ。

※1:Android SDK R17に添付されてくる他、Intelのサイトからインストールできる。
Intel® Hardware Accelerated Execution Manager

※2:PCのスペックは以下の通り

MPU : Intel® Core i7 965 Extreme Edition
MEM : 6GB(うち2GBはRAMDRIVE)
MB : ASUS P6X58D-E
GPU : AMD Radeon HD7850