Mac OS X上におけるFlashプレイヤーのCPU負荷

Macを使っていて気になっていることの一つに、Flash再生時のCPU負荷が高いことがある。

最新版(バージョン: 11.5.31.139)でGPU支援もオンになっているにも関わらずだ。WindowsPCの場合はデスクトップとはいえ、殆ど無視できる程度の負荷(5%〜7%程度)なので殊更気になる。

特に負荷の高さが目立つのはニコニコ動画

ニコニコ動画 (Safari)



ブラウザに違いで差が出るかと思って比較してみたが、どちらもさして違いは無いようだ。WindowsPCの場合、Chromeで5%〜7%なので下手をすると10倍程度の差があることになる。
メニューバーにiStatMenusによるCPUのセンサ温度が表示されているが、このように再生中には70〜80℃まで上がり、排気口は手で触れられない程に熱くなる。

試しにChromeYouTubeも試してみたのだが、こちらはニコニコ動画ほどに負荷が高くなることは無かった。

YouTube(Chrome)


この程度なら許容範囲の負荷だろう。(それでもWindowsPCに比べると倍だが)

ニコニコ動画は通常の再生の他にコメント処理もタイムラインの処理に挿入されるため、更に重くなるようだ。(試しにブラウザで他のタブに移って動画の再生を隠すとYouTube程度の負荷にまで落ちた)。

現状この負荷の高さを低減する方法は無く、Flash自体も今後HTML5に収斂していくことを考えると、改善される可能性は低いのかなと半ば諦めている。