Mangoは来たけれど
今朝の3時頃までかかったが、ようやくHTC HD7のOSをWindows Phone 7.1 "Mango"にアップデートすることができた。
手順としては、一連の更新用プログラム
1. MangoB2Refresh_ZuneClient (最新のZune Client)
2. MangoB2Refresh_UpdateWP (最新のFirmware Flusher)
3. MangoB2-DevRetailUpdate (最新のFirmwareとUpdate)
これらをMicrosoft connectからダウンロードして(※)PC側にインストールした後、その後更新したZuneによりOSを更新するが、ここでトラブルに見舞われた。
上記のプログラムはそれぞれ上のプログラムに依存性があり、最終的に3.の"MangoB2-DevRetailUpdate"はそれぞれZuneクライアントとFirmware Flusherがインストールされている必要があるのだが、この2つはC:\ドライブにインストールすること(C:\Program files\zune)を前提、強制しており、例えばZuneをD:\ドライブにインストールすると、FirmwareのUpdateプログラム(MangoB2-DevRetailUpdate.exe)を実行時に以下のエラーが出て先に進めることができないのだ。
C:\ドライブは極限までダイエットしており、アプリケーションはインストールしたく無かったのだが、仕方が無いのでZuneをC:\ドライブにインストールすることで作業を先に進めることができた。
Firmwareの書き込みさえ完了すればあとはZuneが勝手にアップデートを実行してくれる。
とはいっても1回ではなく、OSのアップデートは2段階に渡って行われる。
build 7.0.7392.0 -> build 7.0.7403.0
build 7.0.7403.0 -> build 7.0.7712.0
これでなんとかMangoを拝むことができた。
β版なので仕方が無いといえばそれまでだが、相変わらずよくあるMicrosoftの「C:\ドライブにしかインストールできない」という仕様は本当になんとかしてほしいものだ。
※以前も書いたが、AppHubのメンバーシップにLive.IDを登録した上で実機を開発者用にアンロックしMicrosoft Connectサイトからinvitationを受けることが必要になる。しかしAppHubの処理が遅滞している場合を考慮してか、現在は窓口が用意されており直接リクエストを出すこともできる。WPDev OS Pre-release Request Survey