MacBook Pro(Late 2011) 16GB増設に失敗 (Time Machine重要)

MacBook Pro(Late 2011)は公式には8GBまでのメモリ増設をサポートしているが、巷では非公式ではあるが16GBまで増設、動作可能という例が散見される。
自宅で使用しているRetinaは16GBにしており、やはりXcodeを複数とEclipseを起動したりすると快適であり、ならば仕事用のMacBook Pro 15inch (Late 2011)を16GBにしてしまえ、と試することにした。

使用したのは、以下のメモリ。

シリコンパワー メモリモジュール 204Pin SO-DIMM DDR3-1333(PC3-10600) 8GB×2枚組 SP016GBSTU133N22

シリコンパワー メモリモジュール 204Pin SO-DIMM DDR3-1333(PC3-10600) 8GB×2枚組 SP016GBSTU133N22

同じMacBook Proでの動作例もあるので軽い気持ちで換装。その後Diagモードでメモリテストでエラーが発生しないことを確認し、OSの起動して実際に16GB認識されることを確認した。
https://p.twimg.com/AwRNBTWCMAI34TU.png

その後暫くは快適に使えていたのだが、だんだんと以下の症状が発生するようになっていったのである。

1. メニューバーにゴミが出始める (デスクトップの切り替えで消える)
2. アプリケーションがハングアップする、異常終了する
3. 半透明の黒いスクリーンが降りてきて、再起動する(Black Screen of Death)

勿論PRAM、SMCのリセットなども行ったが状況は変わらず、最終的にはセーフブートでしか起動しなくなりパーティションが認識されなくなってしまった。

考えられるのはは二つ

・そもそも公式通り16GBのメモリをサポートしないので、動かなくて当たり前
・たまたま使っている機種では購入したメモリが動作しなかった(私はこう言うのは嫌いなのだが、いわゆる"相性"って奴だ)※

ネットでは上手く動いているという情報しか見たことが無いので後者だと思うのだが、正直また別な16GBモジュールを買う勇気は私には無い。

壊れたパーティションはリカバリモードからディスクユーティリティでばっさり消した後、Time Machineから20分程で復旧完了した。
やはりTime Machineのような継続的なバックアップは非常に重要だ。 私の少ないMac歴の中、何度助けられたことか。

良い勉強をしたと思うが悔しいしメモリも安いので8GBでもう一度試す予定。

※ちなみに元々装着されていたのはHynixのメモリモジュールであることを確認している。