64bit化の恩恵

急遽iOSアプリ修正の仕事が入ったのでMac OS Xでの作業に戻ることになった。

現在担当しているiOSアプリはWebサービスに接続して様々な処理を行うものなのだが、パブリックなテスト用サーバは用意されていないので、必要であれば自分でサーバを建てなくてはならない。といっても、VMという便利なものがある現在では一からサーバーを構成する必要も無く、VMWare Playerをインストールして対象OSこみのWebサーバ(Appサーバ)とDBサーバのイメージを動かせば良いだけである。嗚呼なんて便利なんだ。

とWindows8 64bitをインストールしてから改めてVMWare Playerをインストールすることになったのだが、そもそも64bit版は大丈夫なのかと思ったが、現在のVMWare Playerは32bit/64bitのインストーラが兼用になっており、どちらでもインストールできる。
VMware Player for Windows 32-bit and 64-bit

当たり前なのだが、VMはプラットホーム全体を仮想化して動かすのでPCの中のもう一台PCを起動するのと相似であり、リソースの消費ももう一台PCがあるようなものだ。私の場合はWebサーバとDBサーバ合わせて2GB程度の消費だが、32bit版 Windows7ではこれで殆どの物理メモリが消費されてしまうため、VMを起動すると他の事が殆ど出来なかったが、今は12GBと当時の4倍の物理メモリを使えるので同じVMで環境を違うものを二つ起動しても余裕である。

にしてもノートPCであるMacは既に64bitプラットホーム、物理メモリ16GBな訳で、能力的にはデスクトップPCより上な訳で、こんなことになるとは予想もしなかったなと、しみじみ思う。