Gmail その後

運用してから5日程だが、一日に100件程度のSPAMを弾いてくれるので、一ヶ月に3000件程度のSPAM処理の時間を省ける計算になる。これは自分にとっては凄い時間の節約である。更に嬉しいのは大して学習もしていないのに、SPAMの誤判定が殆ど無いことだ。この5日間の運用で一日に1〜2件程度の誤判定しか発生していないのと、なにより良いのは、今のところ、SPAMが通常メールと誤判定されることはあっても通常メールがSPAMとして判定されていないことだ。

SPAMは受信したら速攻で潰したいので、(大抵お下劣な、見たくも無い題名か文字化けしているから)会社でも自宅でも普段はメーラは開きっぱなしの事が多かったが、会社ではNotifierを置いておき、通知があった時だけ、自宅では気が向いた時だけWebでチェックするだけになった。ありがたいことだ。

Gmailの気に入っているのは、そのSPAM判定もさることながら、SPAMを決して"通常のメール"として扱っていないことだ。これはSPAMの判定に自信が無いとできないことだと思うのだが、GmailSPAMはあくまでゴミであり、SPAMであると判定した電文に関しては、受信しても通知しない。単純だがこれは重要ことだと思う。
私は電話が嫌いだが、それは自分の意思に関わらず「鳴っているのだから、受話器を取らなければならないのだ」、という強迫観念を覚るからだ。メーラの通知ダイアログや通知音も電話と同じである。出なきゃいいはずなのだが、それに応対しないと何か自分が凄い非情な人間のように思えてしまうのだが、その機会を減らしてくれるのは心底有り難いのである。

追記:
そういってるそばから、ついにSPAMと判定された通常のメールが発生してしまった。まあ、頼んでもいない楽天からの共同購入メールなので、正直SPAMと似たようなものなのだが。