データ共有の仕組みとDB
以前に、C#のフレームワークをJavaに移行する際に代替が困難な仕組みについて言及した。
代替困難
この中でも特に大変なのが
- クライアントデータ(オブジェクト)の共有
だと思っていたのだが、大変なのは.NET RemotingをJavaプラットホームで再現しようとするからであり、データを共有するのが目的なのであれば、データベースを使うことで簡単かつスマートに解決することに今更気が付いた。
Javaで使えるコンパクトなDBは非常に多く、良い実装が多いので選ぶのに困る位だ。
最初は日記でも長きに渡って採り上げている、OODBであるdb4o。あとの二つは実績あるOSSの軽量RDBの代表格だ。最後に関してはApache Derbyのディストリビューションだが、特筆すべきはJ2SE6に包含されていることだ。
システムの用途にもよるだろうが、これらのどれかを使えばアプリケーション間のデータ共有は比較的簡単に実現できるだろう。(こんな単純な答えに辿り着くまでに長い時間かかるのが今の私の愚鈍さだ)