前言とっとと撤回

好みの問題もあるが、エディタやダイアログの反応の悪さとフォント描画の扱いが良くなるだけで※、かなり印象変わると思うんだけどな -> NetBeans 6

スクリーンショットを見る限りではMac上でのフォントのレンダリングは美麗だ。Windows&日本語フォントだと汚いのかも。

Java6環境を使用できるのであれば、アプリケーションの実行時にも指定したJVMオプション"-Dawt.useSystemAAFontSettings=on"をNetBeansの設定ファイル(/etc/netbeans.conf)に指定することで、かなり印象を変えることができる。

# ${HOME} will be replaced by JVM user.home system property
netbeans_default_userdir="${HOME}/.netbeans/6.0"

# Options used by NetBeans launcher by default, can be overridden by explicit
# command line switches:
netbeans_default_options="-J-client -J-Xss32m -J-Xms32m -J-Xmx255m -J-XX:PermSize=32m -J-XX:MaxPermSize=200m -J-Xverify:none -J-Dapple.laf.useScreenMenuBar=true -J-Dawt.useSystemAAFontSettings=on"# (Note that a default -Xmx is selected for you automatically.)

# If you specify the heap size (-Xmx) explicitely, you may also want to enable
# Concurrent Mark & Sweep garbage collector. In such case add the following
# options to the netbeans_default_options:
# -J-XX:+UseConcMarkSweepGC -J-XX:+CMSClassUnloadingEnabled -J-XX:+CMSPermGenSweepingEnabled
# (see http://wiki.netbeans.org/wiki/view/FaqGCPauses)

# Default location of JDK, can be overridden by using --jdkhome :
netbeans_jdkhome="C:\java\java6"

# Additional module clusters, using ${path.separator} (';' on Windows or ':' on Unix):
#netbeans_extraclusters="/absolute/path/to/cluster1:/absolute/path/to/cluster2"


フォントのサブピクセルアンチエイリアス描画は、環境によっては暈けた、フォーカスの合っていないような印象を与えるので好みもあるだろうが、一般的な液晶ディスプレイを使用している場合はこちらの方が綺麗に感じるのではないだろうか。

2/21:修正

NyaRuRuさんにコメントでご指摘頂いた通りだが、上のスクリーンショットは"サブピクセルアンチエイリアス"ではなく、"アンチエイリアス"を指定した結果である。
Java6ではVMオプションパラメタを"-Dawt.useSystemAAFontSettings=lcd"にすることでサブピクセルアンチエイリアスを有効にできるが、その機能はWindowsXP以降のWindowsプラットホームの場合はClearTypeに依存するので、スクリーンショットのように小さいポイントの日本語フォントでは(NetBeansのエディタにおけるデフォルトの論理フォントである"Monospaced"は"MSゴシック"にマッピングされていると思われる)通常のアンチエイリアスのようなエッジの緩い描画にはならない。