キャリアを決めるのは自分だが..

私だってもう少し「技術者」でいたかった - ITアーキテクトが見た、現場のメンタルヘルス 第8回

自分戦略研究所は意図的な記事が多く、このリンクも最初は業界得意の「企業にとって都合の良いリーダーを鼓舞する」ための記事かと思ったのだが、そうではなかった。
自分のキャリアを決めるのは自分、とはよくいうが、そのような行動は意識しないと中々できるものではない。
経験上いえることだが、今の日本の技術者では、待遇や収入、権限等は管理職に比べると制限される※組織が多く、会社員で尚且つ技術者であり続けるためにはある程度の割切りも必要になる。

※極一部、管理職と同等以上の待遇を受けるスーパーな技術者もいるが、それは組織が「その技術とパフォーマンスに対する待遇や扱いが組織にとって得になる」とその時選択したからであって、管理職と同等の待遇がその後も続くことが約束された訳ではない。(そういう意味ではスポーツ選手と契約しているのに似ている)
この場合、企業の広告塔のように感じて嫌になることがあるが、ここも「会社と今の立場を利用してやる」位のふてぶてしさと割り切りが必要だろう。