新しいPCの落とし穴

仕事用のPCを新調したことは既に書いた。日を追うごとに速さを実感することが多く、特にJavaや.NET等の起動時にJITコンパイラが動く重いアプリケーションやマルチスレッドなアプリケーションの、起動時間の短いことといったら半端無い。(スペックはちょっとしたサーバクラスなのだから、当たり前といえば当たり前なのだが)

こんな状態だからPC上で行う全ての作業が快適になると思っていたのだが、ひとつだけ腑に落ちない現象が発生していた。それはUSBで接続する外付けHDDを認識する時間が、旧PCや同じO/Sを使っている自宅のPCよりも明らかに遅いことだ。

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この外付けHDDは媒体上のデータに対してソフトウェアで暗号化を施すことができ、接続して認識された後に認証ダイアログにパスワードを入力することで初めて使えるようになるのだが、このダイアログが表示されるまでに異常に時間がかかるのである。(接続してから認証ダイアログの表示まで10分以上かかる)

しかし、原因はすぐに判明した。

ドライブのインデクス作成がチェックされており(Windows Vistaはインストール直後の規定値はチェック)、接続する度にインデクスのチェックを行っていたために、認識に非常に時間がかかっていたのである。

チェックを外した後は、従来どおりに数秒で認識されるようになった。

※最新のタイプではソフトウェア(SecureLockware)ではなく、ハードウェアレベルで暗号化が可能になったらしい。